がんという病気、家族や友人にがんにかかった方がいない場合、気になる病気として意識していないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしがんは現在日本で命を落としている病気として第一位の病気です。現在日本で増えているがんは大腸がんです。大腸がんはかつて、日本では少ないがんでしたが、戦後から現在に至るまで急速に大腸がんになる方が増え、毎年約10万人がかかる病気となっています。
また2003年以降は、女性の死亡原因となるがんの一位となっているのが大腸がんです。女性特有のがんではないため、他人事と感じてしまう方も少なくありませんが男性女性を問わずに気をつけなければならない病気なのです。がんは怖い病気ですが、早期発見することができたら医学の進歩にともない治る可能性がある病気になりました。がんの早期発見をするためには、定期的ながん検診を受けることが大事なポイントになってきます。
お勤め先で健康診断と一緒に定期的にがん検診を受けることができるのであれば、機会を逃さずに検診を受けることをおすすめします。職場でがん検診を受けることができなかったり、専業主婦などの場合には市区町村で行われているがん検診を受けることができます。国の政策で行われているがん検診のクーポンが送付されてくるため、乳がん、子宮頸がん、大腸がんの検診は無料および自己負担が少ない金額で検診を受けることが可能です。他により精密な検診を受けることができる、任意で申し込みして受ける人間ドックではより詳しい検査を医療機関で受けることができます。