タイの病院でもインフルエンザの予防接種を受けられる

熱帯の国として知られるタイですから、インフルエンザは関係ないと思うかもしれませんが、実は感染者が意外に多い病気です。タイ保健省の統計によると、すべての病気の中でも、感染者の数が例年10位以内に入っています。国内であればどこでも流行の可能性があり、また季節を問わず感染する人がいるのが特徴です。特に10月から翌年1月にかけては、やや気温が下がり空気が乾燥するため、患者の数が増えます。

とはいえ暑い時期は暑い時期で、エアコンの効きすぎが原因となって風邪をひく人も多く、気を抜くことはできません。インフルエンザを予防するには、うがいや手洗いが第一の対策です。またワクチンを接種すれば、もしインフルエンザにかかっても軽症で抑えることができます。タイでも多くの病院でワクチンの接種を実施しています。

バンコクなどの大病院では日本語に対応している所も多いため、安心して接種を受けることができるでしょう。ただし日本製のインフルエンザワクチンを使用しているとは限らず、欧米製の製品を使っている場合もあります。品質的には世界基準なので問題ありませんが、気になる方は注意してください。インフルエンザは年によって流行の型が変わるため、その時期に合ったワクチンを接種するのが大切です。

またインフルエンザは他のアジア諸国でもしばしば流行しています。タイ以外の国へ出国する前にも、設備の整ったタイの病院で予防接種を受けることをお勧めします。

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